人生を登山に例えていく。
人生という登山へ挑戦している人が、無事に達成できるよう、様々にサポートする山小屋であり、時に同行するシェルパ。
自分にとっての【自己実現】とはなにか考えてみよう。
ある登山家の【自己実現】を例にあげてみる。
(命を落とす危険があるかもしれないけど、世界最高峰のエベレストを目指そう。
ひとりで登頂することができたら、世界的に、歴史に名を残せるかもしれない。
いろんな人たちにチャレンジすることの素晴らしさを伝えることができるかもしれない。)
【自己実現】の姿とは、人によって様々。
身近な人を守り、育みたいといった【自己実現】のチャレンジかもしれない。
(危険なところに大切な家族、社員を連れて行くわけにはいかない。
家族や社員と一緒に、山を登れば、今よりもっと連帯感が生まれるだろうし、助け合ったり、思いやったりすることの大切さを知ることにつながるかもしれない。
そしてそんな経験をした親だから、子供たちにその大切さを伝えることもできるし、体験させてあげることもできる。
そうしたらきっと温かい世の中になっていくんじゃないかと思う。)
人生の極み、目の前に拡がる世界、人生のビジョン。
そこにたどり着いた時、どんな自分でありたいか、という『自己実現』の姿。
どんな人たちと一緒に、歩んでいきたいのか?
その人は、共に成長していきたい、喜びを分かち合いたい、助け合っていきたい、自分にとって大切な人。
【自己実現】=(本当になりたい自分)をみつけるために、実現していくために、その登ると決めた山を登頂しないことには、観たい景色を観ることができない。
進んでは止まり、山小屋で体力、気力を回復させ、天候はどうか、ルートはどうかなど、次のアタックへの準備をし、また登る。
そして、登頂達成し、また次の目標を定め、また登る。
【自己実現】に向かう過程、様々なことを学び続ける、それが人生。