当然のことだけど、人生においてお金を得ることは終着点ではない。
『世の中は消費社会によってコントロールされている』
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
個人資産を87%寄付して家とトラクターだけで暮らしている「世界一貧乏な大統領」といわれるウルグアイのムヒカ大統領の言葉。
あの世にお金はもっていけない。
お金や不動産といった資産はこの世に残しても3世代でなくなるのが一般的だとか。
お金は『豊かな人生だった』としていくための、有効なひとつのツール。
とはいえお金は絶対必要な世の中。
「1日の内、お金を生み出すための時間、仕事や事業に費やす時間はどれくらい?」
お勤めなら、最低8時間、1日の1/3以上。
1日8時間睡眠をとるとして、残った8時間がプライベートの時間。
ざっくりいっても人生の1/3は仕事に生きている。
このコントロールはとても重要。
「お金を得るのに必要なのは価値のあるモノ・コト、売れる仕組み、計画。 」
(会社、商品・サービス、自分)の価値とは何?
価値とは、それを得る人に 「生きる力」をもたらすもの。
『世のため、人のため』になるモノ・コト。
人は生きるのに衣食住が欠かせない。
飲食、服飾、不動産に関わる事業はカタい。
人の根本的な生存欲求だから。
しかし市場は飽和状態、競争は激化。
少子高齢化を辿る日本経済は医療・福祉の分野が活性化。
これは時代のニーズ。
インターネットの世界では、より簡単に安く手に入れたい情報やモノを手に入れることができる様々なサービスが生まれている。
これはシーズ。
人為的に創られたインターネットという仕組みが創りだしたニーズ。
いづれにしても原理原則
「世のため、人のため」になるかがポイント。
✔(会社、商品・サービス、自分)の価値はどのような「生きる力」を提供している?
もしその視点が欠けていたとしたら早急に軌道修正を図るべき。
病気は気づかないうちに、組織を侵食する。
一方、お金はあるけど、働きづめで時間がない。
夜も朝も無く、働きづめで成果をあげ続けたことはすごい。
なかなかできることではない。
ぜひこれからもその調子で!と会社勤めなら求められる。
だけど・・・何か大切なことを犠牲にしていない?
睡眠時間を削ったり、家族との時間を削ったり、趣味を我慢したり、健康を害し、人間関係に悪影響を及ぼし、メンタルはボロボロなんてことになっていない?
そうなってしまっては何のための仕事なのか。
大切にしたいことは何だった?
リーダーの役割はメンバーのマネジメント。
もう管理型のマネジメントでは、現代の競争を生き抜いていくのは難しい。
メンバーの育成は重要なミッション。
多くの時間を割かなくても、メンバーはいきいきと仕事をし、成果をあげてくれる状態になるには?
時代に求められるリーダーとしての資質、マネジメントとは?