選択、行動のすべての源泉、心の底にある願い。
日常これに、気づくことはない。
それは(ほんとうにしたい)こと。
誰かと関わった時に感じた(衝動)
映画、ドラマ、本から感じた(衝動)
心が震える何か、が起きたときに感じた(衝動)
その(衝動)がヒント。
どうしてもこれをしたい、なんとしてもしたい、どうしてもこれは嫌だ、なんとしても嫌だ、そんな子どものように、純粋で正直な(衝動)。
これは経済活動、人間関係、学習目的、趣味にいたるまで 、すべてに無意識に影響している。
この心の底にある「願い」を「光り輝く泉」と呼び、英名でSpringと名づけた。
「光り輝く泉」が何かは、人生に数度しか起きえない様なショックを受けたり、かなり追い詰められたり、したときに気づいたり、思い出す。
「光り輝く泉」が生み出されたのは、大体の場合ネガティブなことがきっかけ。
辛かったこと
悲しかったこと
悔しかったこと
寂しかったこと
それは純粋で、もろく、感情的で、様々な価値観に守られるように覆われている。
そして計り知れない影響力をもち、無意識に自分自身をコントロールする。
この【光り輝く泉】と共に生きていくことができたなら、どんなに心強いか。
自分ですべてに気づく事は難しい。
誰からかフィードバックを受けることができればいろいろな角度からみえてくる。
【光り輝く泉】は、世の中で、潜在意識、インナーチャイルド、カルマなどと呼ばれるものと似ている。
ひととき、潜在意識を書き換えるといったノウハウが世にでた。
インナーチャイルドはもう一歩進み、それと仲良くするような考え方。
そのネガティブな面を否定することなく、ポジティブな「願い」にフォーカスする。
経験してきた様々な「事実」、その「事実」の背景。
注意深く見つめ、耳を傾け、ひとつひとつ価値観を見出していく。
やがて、心の奥深くにある「願い」をみつける。
そしてその「願い」と根気づよく、向き合っていく。
「そうか、そうだったんだ!」
やがてそのようなインパクトで気づくときがやってくる。
その時、パラダイム(すべての認識)が大きく変わる。
【光り輝く泉】が願っていること。
【ほんとうの願い】と向き合えた瞬間。
この世界はすべて何かが作用し、何かしらの結果が生れる。
天体でみれば、引力と重力。
地球でいえば、熱によって変化する水。
人という生命でいえば、意志と行動、行動と結果、呼吸や食事もそう。
すべて、何かの作用を受けて、何かの結果が生れている。
これを原理原則という。
【光り輝く泉】がずっと願ってきた(~したい)という純粋な願いを受け容れた時、これまでのことすべて、瓦解する。
本当に望む人生へ、進むことを許された瞬間、ブレーキを踏みながらアクセルを踏む車がブレーキを外されたかのように。
【光り輝く泉】に至るには、多くの対話と時間が必要。
その枝葉である価値観ひとつひとつを守っていけば、ほんとうの願いに背を向けることにはならない。
大切だと思ってきた価値観は枝葉にしかすぎない。
【生きる力】は着実に育まれている。
価値観に従い、対話を続けていくことを怠らなければ、【光り輝く泉】のメッセージをやがて受け取れる。
春がきたかのように、日々が清々しく、イキイキとワクワクしたものになっていく。
【生きる力】を身につけるうえで、もっとも重要な大切なことを知る、大切なことを思い出す。
日々、めまぐるしく過ぎていく日常の中、どれだけ大切なことを大切にできているか。
今のまま、人生を終えたらどのような人生だったといえるか。
『人生の最後』をイメージする。
誰もが避けられない人生の終着点『死』。
想像のつかない「死」。
エクササイズ1
すべての人に重要な収入、時間、人間関係、健康について。