大切なことを知るために

 

【生きる力】を得ていくプロセス

 

【光り輝く泉(Spring)】のワークで導き出された大切なこと

 

迷いを断ち切るために、まず必要なことは大切なことを明らかにすること。

人はなぜ、迷うのか?

 

心底、納得できる選択肢が見つかっていないから。

 

ではなぜ、心底納得できないのか?

 

頭ではいいと思っていても、心が納得していないから。

 

では、なぜ心が納得できないのか?

 

 今、解決したい問題』に対して 解決して得たいこと』がはっきりしていないから。

  

解決して得たいことは大切なことへのヒント

  

その問題にとってベストな対策を導き出すには?

 

多くの場合、目前に立ちふさがっている問題への対処法を考えてきている。

しかしそれは残念ながら有効でないことがほとんど。

「対処療法」だから。

 

いつもお腹をこわす子どもがいる。

薬を飲ませるだけでは、根本的になおらない。

その時に痛みが治まっても、またちょくちょくお腹をこわすといったこと。

 

本質的には、食事の内容や運動といった習慣に何かしらの問題をみつける。

精神的に何かストレスを抱えるような問題をみつける。

 

多忙な日常の中、時間も精神的な余裕もない。

『薬を与える』といった対処療法になりがちになる。

 

ほんとうにわが子を大切に想い、救ってあげたい。

薬だけに頼ることは「ほんとうはしない」。

 

本質的な解決に思考が至らない。

原因は『大切なこと』を見失っているから。

 

だから「大切なことに立ち返ること」がもっとも重要。 

 

問題は「初心(大切なこと)を忘れている、失いかけた時に起きる」。 

だけど大切なことを考える余裕がない。

場当たり的に「対処療法」を講じるがうまくいかない。

 

第三者の客観的でニュートラルな質問とフィードバックは『大切なことに立ち返る』のに有効。

 

『大切なことに集中する』為に、大切なこと。

✔心が震えるような事例

✔貢献したい対象となる人の声

✔自らの価値をより高める周辺知識

 

 

年商1000万ちょっとの個人事業が、2年で年商が億を超えたケース。

 

<相談内容>

 

『売り上げが徐々に下がってきているんです。

このままでは、従業員を雇い続けることが難しくなってしまいます。

私にとって、大切な人たちなので、なんとかしなきゃって思ってるんです。

だから新しい販売チャネルを開拓して、一気に売り上げをあげたいと思っているんです。

具体的には百貨店に大量に卸すことができれば、今後も安定するんです。

どうしたらうまくいくか教えていただけませんか?』

 

若いけど、素直さ、バイタリティにあふれる、なんか力になってあげたい、そう思わせる魅力的なひと。

 

まず考えてきた、『対策についての実現可能性、その有効性を協議』

結果、妥当ではなさそうだ、となった。

 

別の有効な対策を導かなければならない。

 

会社の強み、商材の強み、そして

なぜその事業に取り組んでいるのかといった真の目的(大切なこと)をヒアリング。

 

その結果、対策は

『百貨店への販売チャネル開拓』でなく、

『新規事業の立ち上げ』へと根本的に変わった。

 

投資のリスクははるかにそちらの方が高かったのに。

年商1000万の事業から、初期投資のかかる新規出店、しかも新規事業というリスク。

 

ところが、本人は、すっきりした様子。

何度もお礼を言い、その後も何度かセッションを繰り返した。

 

新規事業助成金申請まで1週間という短時間で、事業構想と計画を練り上げる。

競争を勝ち抜き、最優秀プランとして500万円を獲得。

その翌年、さらに3000万円を獲得。

パートだった子たちを正社員に登用。

事業規模たるや1000万円の個人商店から1億規模に成長。

今では新規事業に夢中といった具合。

 

さらに、よき伴侶を得られご結婚。

その相手はなんと、不動産資産を保有。

 

さらにその事業は加速度的な展開が見込まれる。

「たいせつなこと」さえ見失わなければ。

 

もし百貨店へのチャネル開拓を選択していたなら。

売上の回復どころか、精神・体力両面で疲弊し、悲惨な現実に見舞われたかもしれない。

よき伴侶との結婚さえなかったかもしれない。

 

このケースの場合、本質的な問題は

「事業の目的を見失いかけていた」

「もっとすべきことがあった」

 

問題はいつも『大切なことを見失ったとき』にやってくる。

 

目先の売り上げに心を奪われ、業績が悪くなっていけば、不安にかられ、対処療法でなんとかしようとしてしまう。

  

ほんとうに大切なことに集中し、強みに集中すると、テコの原理のように、急成長、急回復、が実現される。

 

これを世の中では、レバレッジと呼んでいる。

何も不思議なことではない。

 

Springエクササイズ『問題解決』

『大切なことを選ぶ』

 

ここからはある問題解決に至るプロセスが、明確になった前提。

 

さて、問題解決のプロセスが明確になり『ほんとうに大切なこと』に目を向ける余裕が生まれ、その重要性に気づくことになった。

 

【生きる力】とは

『ビジョン』と『知恵』と『リーダーシップ』を発揮して得られる。

 

【生きる力】を得るステップは大きく3つ。

 

①大切なことを知る。

 

例)自社・商材の強み、事業の理念・目的

 

②大切なことを選ぶ。

 

例)事業理念に立ち返り、強みを活かせる方向性を模索。

 

③大切なことを行う。

 

例)自ら導いた対策は『大切なことを大切にすることができる』ことを確信し、即実行。

夜寝る間も厭わず準備に取りかかり、助成金申請まで1週間という短期間で申請。

競争を勝ち抜き獲得。

 

『望む結果を得るため、より良い選択をする為』に『大切なことは何か』を知っていることがまずもって重要だということ。

 

「自分を信じはじめたその瞬間に、どう生きたらいいかがわかる。」

とはゲーテの言葉。

 

「大切に感じること」を疑ってはならない。

 

 

「わかる」と「できる」の違い。

『わかってはいるんですけど、なかなかできないんです。』 

行動を起こすには「大切なことを行動に移すための計画」が必要。

よりイメージを具体化していく作業。

 

『思考は現実化する』

  

大切なこと・・・

価値を高めていくこと

自由な時間を得ること

大切な家族との時間、過ごし方

気のおけない友人

もっと知りたいこと、学びたいこと

etc

 

何かを大切にするために、優先順位をつけて、ひとつひとつ順序立てていく。

大切なことは何か、それを大切にできている人生はどんな感じか。

どんどん想像し、どんどん書きながら進めていく。